梅雨の晴れ間。
昨日の昼から降り出した雨はすぐに止むものと思いきや、明け方まで降り続きました。その後、晴れて気温も上がり、蒸し蒸しとしたこの時期らしい天候となりました。安曇野から見る北アルプスの山々には雪はほとんどなくなっています。水田の稲穂もだいぶ大きくなってきました。
雲が多い一日となったものの燕岳は終日姿を見せてくれました。
午後になってくると、雲の様子が夏のようになってきました。夏と大きく違うのは登って来られる方が少なく、とても静かでゆったりとした時間が流れていることです。
合戦尾根上部のダケカンバの新緑が日に日に濃くなってきています。この柔らかな緑色はもう少しすると濃い緑色へ変わっていきます。今だけしか見られない色です。
午後になってくると一雨ありそうな雲行きとなってきましたが、幸い雨が降ることはありませんでした。西側には「天使のはしご」が現れ、日の入は見えませんでしたが、美しい自然現象を見ることが出来ました。
合戦尾根で雪を触れる場所はほんのわずかとなってきました。この雪も数日中にはなくなってしまうでしょう。暑いときに下から登ってきて雪があるととてもうれしいものなので、なんとかもう少し残っていてもらいたいものですが、この量では仕方ありません。
河地