大天井岳 巻き道
さかきです。
今日は申し分ない梅雨の中休みでした。待望の布団干し、大変満足のいくものと相成りました。
ということで、今日は大天井岳の周囲をぐるっと一周している巻き道の視察に出かけることに。
▲大天荘直下より
なんせこの天気。足取り軽い軽い。それにしてもこの山肌の色具合や雪の残り方、例年7月下旬頃の感じ。今年の夏は一体どうなることか・・
▲タカネヤハズハハコ
巻き道も大天井ヒュッテさん近くの道端にて、ひっそりと咲いていました。別名「タカネウスユキソウ」、エーデルワイスの仲間ですね。
途中、大天井ヒュッテさんにご挨拶で寄った後、大天井岳西側の巻き道をさらに進んでいきます。振り返れば、牛首展望台越しの槍ヶ岳がじつに格好いい。今日はタイムアウトで展望台は寄りませんでしたが、槍ヶ岳の眺望良いところです。
さあ!今年最初の雷鳥クイズ!
左に写るエメラルドグリーンは高瀬ダム、その真上に針ノ木岳がそびえます。
さて、雷鳥はどこにいるでしょう?
ヒントは一羽です。
正解は、
写真上下真ん中の右側隅をよーくご覧ください。
ちなみに、今日常念岳方面からお越しになられたお客様情報によると、大天荘からものの2~3分程度の常念岳寄り、中天井岳近くにて、雛6羽連れた雷鳥親子をご覧になったとのこと。この先の対面が待ち遠しいところです。
さて、巻き道をぐんぐん進み、やがて見慣れた光景が広がってきます。
切通分岐近くから燕山荘方向。初夏を通り越してほぼ真夏に近い様相を呈しています。
大天井岳周囲の巻き道は、雪の心配なく通行できます。また、大天井岳周辺から槍ヶ岳方面の縦走路も、一部カッティングした雪の上を踏むところはあるようですが、特別な装備等は必要なく通行可能です。
大天荘からぐるっと一周して約1時間半、散策にちょうど良いコースです。
今日から7月。人賑わう夏山シーズンは、目前です。しばしの梅雨空を凌げば・・・
<おまけ>
久しぶりに山頂ダッシュしました、夕方に。
ブロッケンが現れそうな気がしたもので。
控えめに、左下に佇んでいますね。