青空が広がったものの。
今朝の4時過ぎ東の空ではなく北北東の空が赤く染まりました。北信の山々から鹿島槍の上の空が真っ赤になり一方太陽が顔を出すあたりは雲が厚かったのか赤くはなりませんでした。ちょっと面白い朝焼けとなりました。
雲の多い朝にはなりましたが、高曇りで視界は開けていました。高瀬側には雲海が入り笠ヶ岳はいつもと違った表情を見せていました。
日差しがないためなのか、縦走路の緑がいつも異常に鮮やかにみえました。山肌の色は光線の具合で大きく変わります。それにしても鮮やかな色ですね。こんなきれいな緑色あまり見た記憶がありません。
その後天気は良くなり青空が広がりだしてきました。夏の太陽といった感じで、じりじり日焼けしていくのが分かりました。
晴天の中ヘリコプターによる荷揚げ作業が行われましたが、東側にはガスが湧いてきてしまい中断となりました。山の上はこんなにも天気がいいのに・・・。こればかりは仕方ありません。
晴天ながらヘリが飛べない天気といううのは夏にはよくあることなので、気持ちを入れ替え別の外作業をしていると、昨日巣立ったイワヒバリの親が一生懸命に餌を運んでいる姿を目にしました。新しい命も生まれ、花々も咲き出してきて、いよいよ夏が近づいてきたんだなと感じさせられました。山は日に日に輝きを増していきます。
あのきれいな青空は束の間で、15時頃より雨が降り出してきました。
河地