ジコボウ
7月11日(月) 午後6時30分の天気:晴れ 気温:21.5℃
今日、有明荘の玄関先で草むしりをしていると、岩の陰に・・・、
「お!」
拳ほどもあろうかという、「ハナイグチ」を発見!
「香り松茸、味しめじ」とは、よく言われるきのこを評す言葉ですが、実は、ワタシが一番好きなきのこはそのどちらでもなく、信州で「ジコボウ」と呼ばれ、正式には「ハナイグチ」という名の、ぬめりのある、味わいの深いこのきのこです。
山に働きに来始めた頃、まかないの汁にこの「ジコボウ」が入っていて、大変気に入り、その時以来、ワタシの中での「きのこチャンピオン」は、今日までずっとこの「ジコボウ」という訳なのです。
もちろん、今日発見のこの「ジコボウ」、笠は開き過ぎだし、腐敗も始まっていたので、食べることは適いませんでしたが・・・、いや、そもそも国立公園なので取ったりしてはいけないんですけどね(笑)。
きのこネタを書くには、梅雨も最中でまだ早い気もしましたが、この「ハナイグチ」、夏から秋にかけて生長するとのことで、玄関先の草陰が、きっと生長するのに適した環境だったんでしょうね。
(猪股け)