BY BUS
7月23日(土) 13時現在の天候:明るい曇り 気温:21℃
安曇野の田園を抜け、緑のトンネルともいうべき木々の下をゆっくりと上がって(下って)行くバスの旅も、マイカーとは、また違った風情があるものですね。
現在、穂高駅から燕岳登山口の中房までは地元のタクシー会社2社によってバス運行がされている中房線ですが、、その昔(30年程前までは)、中房線には松電バス(現アルピコグループ)の路線バスが運行されていました。始発は(現在のように穂高駅ではなく)有明駅で、パンパンのザックやキスリングを車掌さんがバス最後部に土のうのようにうず高く積み上げ、急カーブの続く山岳部分に入るとエンジンが高く唸りを上げながらゆっくりと進んでいきました。
車体はクリーム地のボディに窓回りが濃い目の赤、紺の裾の上には刷毛目のようなラインが入っていて、初めて目にしたときは田舎っぽいデザインだなぁと思ったものですが、今、見直してみるとなかなかどうして洒落ています。
今の中房線は、安曇観光タクシーのバスはマルーン、南安タクシーのバスは白地にグリーンの社名とシンプルです。
そうそう!
今は、新宿と登山口(有明荘前にも停まりますよ)を直接つなぐバスも運行されています。ずいぶん便利になりました。
ただ、ご覧のように車体のカラーデザインは「30年前の勝ち」と思うのはワタシだけでしょうか?(笑)
(猪股け)