太陽柱
さかきです。
ここ数日、目の離せない朝を迎えていますが、今朝は久しぶりに見事な太陽柱、サンピラーが現れました。
最もこの太陽柱の有無に関わらず、今朝の雲の演出だったら、先ずは外に出たくなってしまいます。
久々、印象色濃く残る東の空でした。
一方、目先を変え、槍穂の方へ振り返れば、これまた鱗雲の感じがとてもよい。
にわかに空全体は赤みを帯びた朝焼けショーとなったのでした。ものの十数分の出来事です。今日に限らず、この空と雲が演出する特別な劇場は、やはり一度この現地に赴いて見て頂きたいと、心底思います。
このような朝を迎えた大天荘界隈、日中の早い段階から今日も昨日に引き続き、濃い霧に覆われます。よく言えば、炎天下の中歩くよりは、体にはやさしい山行ができる陽気、といったところでしょうか。
明日は夏休み入って最初の週末、稜線の予報はまずまずといったところです。
そういえば、昨日道直しの帰路の途中、一輪のクチバシシオガマを発見と記しましたが、今日小屋の裏手を見ると、一輪どころかあちこちに。
この紫色のグラデーションは、じつに鮮やかです。
ちなみに、ここ数日小屋の周辺では、
▲タカネヤハズハハコ
▲アオノツガザクラ
▲チシマギキョウ
がそれぞれ存在感を示しています。
北陸地方が梅雨明けとなったようですが、長野県はいつごろなんでしょう。
実のところ、くどいようですが、この北アルプス界隈は、連日明けたような陽気が続いているんですがね・・・
どうなんでしょう、太平洋高気圧さん。