分からない天気。
今日は雲海から太陽は顔を出し、美しい朝となりました。台風の接近によりなかなか難しい天気予報になっているのか、見る天気予報により、天気が異なっていたり、ころころと変わったりしています。ここではいい方に転び、晴れとなりました。
朝のうちはきれいな青空が広がりました。当初の予報からもこんな青空は期待していなかったので、うれしさもなおさらでした。
一雨ごとに季節は進んでいくようです。昨日の雨の後の今日、ナナカマドの実の色さらに色づき、山肌の色も緑から黄色へと変わってきています。
なんとなく秋の気配が漂い、少し寂しい感じになってきましたがイワヒバリたちは元気いっぱいです。数羽の群れがコマクサ畑の中で何を食べているのか分かりませんが、無心にえさを食べている姿をよく目にします。時折、かわいらしい鳴き声が聞こえてきて、自然と笑顔になってしまいます。
今日は燕山荘の近くで久々にライチョウの子供を見かけました。随分と大きくなっていました。今年はどうやら小屋の少し南側や燕岳付近でよく姿を現すようです。
この台風が去るまでしばらくは天気予報もなかなか難しくなっているようですが、運が良ければ、素晴らしくきれいな空や面白い雲に出会えることがあります。それに期待したいものです。
河地