草紅葉、進む。
さかきです。
ご来光こそ拝めたものの、日中は濃霧。
陽ざしが届かないこともあって、今日は肌寒い・・・昼回っても、大天荘の温度計は12℃止まり。このようにして気温は徐々に下がっていき、秋が深まってゆくのですね。
小屋周りの道端にある花達は、徐々に草紅葉へ。
▲オヤマソバ
▲ウラジロタデ
▲ウラシマツツジ
2,900mの稜線、森林限界をこえているゆえ、目だった木のないここ大天井岳周辺では、草紅葉が“紅葉”のメイン。葉っぱのグラデーションが楽しめる時期になってきました。
大天荘のシンボルツリーであるこの子。ここ2、3日の間に、新館玄関側の実がかなり赤みを増してきました。
このナナカマド、さて今年はどんな色づき具合となりますか。
草紅葉、草紅葉・・・とはいえ、まだ元気に咲いている花もあるんです。
▲ウサギギク
この鮮やかな黄色が、草紅葉し始めている小屋周りの草木の中で、ひと際目立っています。それにしても、ほんと思うんですが、ごくごく一般的に皆さんが書く“花の絵”の王道を往く、可愛らしい花だと思いませんか・・・私だけですかね。