秋が一歩前進。
昨日の台風13号の通過による雨の後の今朝は、季節がまた進んだようで、気温が6℃と寒さを感じる朝となりました。日の出前はガスに包まれていましたが、太陽が顔を出すとガスが動き出し、幻想的で美しい日の出を見ることが出来ました。昨日の雨の中登って来られたお客様にとっては感動はひとしおだったことでしょう。そして、日が高くなるにつれ、天気はどんどん良くなってきました。
紅葉は気温が下がることによって進んでいきます。今日んい続き明日も気温の低い朝となりそうなので、この数日で山肌の色も秋の色へと変わってきそうです。今でさえだいぶ色が変わってきているように見えますが、紅葉のピークとなればさらに美しい秋の色に変わります。それもあと少しのことです。
日中になると東側半分は濃いガスに覆われてしまいました。まだまだ街では30度近い気温になるようで、夏のようにこういったガスが動いてくるのでしょう。山の上で暮らしていると夏はとっくに過ぎ去ったように感じるのですが。
ただ、日の入りは随分と早くなってきたもので18時10分頃には太陽は沈んでしまいます。今日の夕景はなかなかきれいなものでした。燕岳半分にかかるガスに夕日があたり、とても美しい光景が見られ、その後、日が沈むころになるとちょうどガスが湧いてきて、太陽がそのガスを赤く照らし出し、かっこい日の入りとなりました。
久々に美しい月星夜となりました。少し前までなら外でこの美しい夜空を長い時間見ていようという気分だったのですが、夜になると気温は5℃台まで下がってきて、薄着では長くはいられません。この気温の差が秋の訪れを強く感じさせられます。
河地