秋の色へと。
今朝、日の出前、東の空には御光のような薄明光線が見られました。このような現象は地平線辺りに積乱雲があるときによく見られます。昨日は雷があったので、今朝辺りがもしや見られるかと期待していたらその通りになりました。なんだかわくわくする一日の始まりでした。
それが終わると今度は雲が紅く染まる朝焼けショーが始まりました。昨日もとても素晴らしい朝焼けでしたが、今日もまた美しい朝焼けでした。秋になって連日のように雲がいい演出をしてくれます。
そして日が昇れば、今日もこんなまぶしいばかりの光景が見られました。朝食出しの忙しい時間ですが、食堂の窓からこの光景を横目でチラリとこの景色を楽しんでいます。
今日も朝のうちは晴天となりました。太陽に照らし出される縦走路や合戦尾根の山肌は日毎に秋の色へと変わってきています。草紅葉だけかと思いきやエンジン室直下にあるダケカンバの葉は早くも緑から黄色へと変わりだしてきて、どうやら早くも紅葉が少しづつ始まり出してきているようです。
燕山荘の西側に見える水晶岳は今日の朝の光の中、ちょうどいい光線具合だったのか、凹凸がしっかりと見え、いつも以上に美しく見えていました。同じ山でも光の加減によって見え方が随分違うものです。
これも台風12号の影響なんでしょうか、富士山には覆いかぶさるような雲に覆われていました。
今日も昨日同様、午後になると雨が降ったり止んだりの天気となりましたが、朝のうちは美しい秋色の景色を楽しむことが出来ました。
ヘリポートよりの眺め
河地