週末ごとの賑わい。
今朝はきれいな星空で始まりました。星座の季節も進み、寝起きに見る星空も少し変わってきて、街の夜景の上に真っ先に目に入ってくる星座はオリオン座ではなくオオイヌ座のシリウスへと変わってきました。このだいたい同じ時間に見る星からも季節の進みを感じ取ることが出来ます。
太陽が顔を出す場所は浅間山と四阿山の中間あたりとなってきました。夏頃は志賀高原の上あたりから顔を出していたのですが、随分と南へと移動してきました。
今朝も雲の美しい朝で様々な雲を見ることが出来ました。北東方向の北信の山々の上には筆で落書きをしたような巻雲が現れていました。
また、雲海も美しく広がり、その奥には浅間山がどんとそびえ、なかなかかっこいい光景でした。
合戦尾根は朝日を浴びている時はもっとも美しくなります。夏の青々とした山肌の色は気が付いてみれば、秋の色へと変わってきています。日毎にこの色は変わっていき、それを見るのがこのところの毎日の楽しみです。
ここ最近同じく、朝のうちはきれいな青空が広がりました。朝の日差しを受ける槍ヶ岳がたまらなくかっこよく、連日のようにこの写真を載せたくなってしまいます。また、この秋へと変わっていく山肌の色はなんとも美しく感じます。
9月は平日は比較的静かですが、週末ごとに多くの方で賑わいます。今日も初秋の晴天に恵まれ、多くの方々の楽しそうな声が燕山荘の周りであちこちから聞こえてきました。夏に比べ涼しくなってきて、登山もしやすくなってきています。ただ、この季節は朝晩の温度差が激しく、日中は暑くても朝晩は冷え込むようになってくるので、防寒着はかかせません。そのほか日中の時間が短くなり、夏に比べ行動できる時間が少なくなってくることなど、夏とは違い注意を払わなければならないことが増えてきます。その点を心がければ、きっと楽しい秋山登山を楽しむことが出来るでしょう。
午後はまたいつものようにガスに包まれてしまいましたが、夕方には少しガスが切れて街の灯りも見えてきました。
ヘリポートよりの眺め
河地