雨、雨、雨。
この連休の秋山登山を楽しみにされていた方も多かったことでしょうが、残念ながら終日雨となってしました。特に夜中から朝方にかけては雨風とも強くなり、非常に厳しい天候となりました。縦走を取りやめ、下山されて行く方がほとんどでした。この天気では仕方ありません。またの機会を待つしかありませんね。こんな日もあるから晴れた日の山の素晴らしさを余計に強く感じることが出来るのでしょう。
こんな天気でしたが燕岳が少しだけ姿を見せてくれました。
日中でも薄暗く、展望のきかない一日でした。そんな中でもナナカマドの実の赤い色は鮮やかに見えていました。
ウラシマツツジもすっかり秋の色となっています。こちらも雨とガスでモノクロの世界になっている景色の中、花を咲かせたかのように鮮やかでした。
こんな天気でしたが、燕山荘に登ってきてくださったお客様に少しでも山を楽しんでいただこうとオーナー赤沼の山の話とホルンの演奏を食事中に行いました。
しばらくはこのような天気が続く予報となっています。この雨の後にはきっと美しく紅葉した山肌を見ることが出来るでしょう。この雨はその演出をしてくれているのでしょうか、そう思えばこの雨も粋な計らいをしてくれているのでしょう。
河地