秋の長雨。
秋の長雨となっています。秋霖ですね。しかし、ここまで長く雨が続くのも久しぶりのような気がします。どうやら今年は太平洋高気圧が非常に強いため、いつもであれば大陸の乾いた高気圧に覆われて、秋らしい空が広がるのですが、今年の場合は秋雨前線がかかり続け、このような長雨となっているようです。今年の春先の雪の少なさといい地球の温暖化という言葉が頭をよぎります。
さて、長雨は続いていますが今朝のほんのひとときだけ太陽が顔を出しました。雲を通してですが太陽の姿をぼんやりと見ることが出来ました。何日ぶりのことでしょうか。秋分の日の今日は浅間山の上から太陽が顔を出すのですが、それを見ることが出来なくて残念でした。
そして、ガスがきれて燕岳が姿を見せると山肌の色は随分と変わっていました。姿の見えないここ数日の間に紅葉は随分と進んだようです。
合戦尾根の色もかなり変わっていました。濃い雲海が広がり、その下にある中房では小雨が降っていたようです。山の上と下では随分と天候が違ったようです。
この晴れ間は束の間でしたが、随分と色が変わった山々の山肌の色に誘われて、スタッフのみんなは外に出て、この美しい紅葉に感動していました。
ヘリポートよりの眺め。
天気予報などによると週末には太陽が顔を出しそうな予報となっています。その際にはきっとすっかり秋の装いとなった山肌の美しい景色を見ることが出来ることでしょう。それまでもう少し我慢、我慢。
河地