久しぶりの夕景。
さかきです。
小振りだったこともあり、少々油断していた感は否めません。猛烈な風をもたらした台風18号でした。昨日の午後、飛散しやすいもの中心にロープ等で固定するなど、それなりの対策を講じたものの、自然の力には逆らえない部分があることを、改めて思い知らされました。
さて、18号は昨日の夜には温帯低気圧に変わり、足早に太平洋沖合に抜けたため、今日は朝から気持ちよい台風一過となりました。
▲槍・穂高連峰
▲表銀座縦走路(燕山荘方面)
▲二ノ俣谷方面
ただ、今朝は一時的に少し冷え込み、大天荘の温度計は3℃を表示。
この少々の冷え込みと強風のおかげで、稜線近くの木々の葉っぱは、見事にきれいさっぱりとなりました。
まさに晩秋の図。これでいつ初雪が舞ってもおかしくない様相です。
加えて今日は、何日ぶりでしょう。大天井岳山頂にて日の入りを拝みました。
▲17:28頃
▲大天井岳直下から常念岳方面
澄んだ日の入り。寒さは感じたものの、とても清々しい気分で眺めさせて頂きました。独り占めにて。
明日もいいお天気のようですが、明後日以降、体育の日の連休は、またまたしょっぱい予報が出ています。
寒冷前線が通過するようですが、これを境に、大陸から寒気が流れ込むようです。北アルプス北部では雪が混じる予報も出ています。
これにて北アルプスは、晩秋と初冬のせめぎ合い。いつ雨が雪となってもおかしくない時期となります。
稜線歩きを強いられるここ大天井岳周辺へ週末ご予定の方は、必ず防寒対策を取られてお越し頂きますよう、お願い致します。
決して無理だけはなさらないように・・・
※先般、燕山荘トピックスにもありますが、燕岳登山口までの道路状況は、「燕山荘トピックス」もしくは「安曇野建設事務所」HPをご参照ください。