秋の雲。
氷点下にならない朝が続きます。しかし、寒いには変わりなく東京などの冬よりは寒い気温です。みなさんしっかりと着こんで、刻々と変わっていく空の色を眺めていらっしゃいました。とても感動的な時間です。今日は週末とあって小さなお子様も日の出を見ていました。きっと大きな感動だったことでしょう。
今日もきれいな雲海が広がりました。遠くには富士山も見えていい朝となりました。
いつもの波打つようなモコモコした雲ではなく、なめらかな感じの雲でした。雲海を作る雲にも違いがあるようです。
太陽が高くなってくると雲は少なくなってきて秋の美しい青空が広がりだしました。そこに現れた雲は白いペンキで刷毛で描いたような美しい雲でした。この雲が空をより一層秋らしくしていました。
この青空の下外作業をしていると暑いくらいで半袖になって作業をしていたのですが、だんだんとガスに包まれて日差しがなくなるととたんに寒くなってきました。さっき現れていた雲は前線の前面に現れることが多いのでやはり天気は崩れてくるんだと納得しました。しかし、天気図を見てもそれらしきものはなく、恐らく天気図には現れない前線だったのでは。天気予報は難しいものですね。
今日はこのままガスに包まれて終わるものと思っていたところ急にガスがとれてきて現れた空は、南側の半分くらいに羊雲が広がる、感動的なものでした。と同時に急激に気温が下がりだしました。空気が大きく入れ替わったのでしょう。今日は気象変化がなかなか面白い日となりました。
その後さらに天気は回復してきて。槍ヶ岳にかかるガスの動きがとてもかっこよかく、感動的でした。
夕方には雲はすっかりとなくなり、気温も久々の氷点下となりシャキッとした空気に包まれました。餓鬼岳とケンズりには夕陽が当たり美しく輝いていました。
日の入りは 16時54分。双六岳の上でした。日の入りはもう16時台なんですね。
太陽が沈んだ後、槍ヶ岳にかかる雲も良かったです。雲に楽しいませてもらった一日でした。
今夜は冷え込みそうです。水道の水抜きをしかっりとしなくては。
河地