木々に思う。
11月20日(日) 午後5時の気温、10℃ 天候、くもり
こんにちは。
早いもので、スタッフ間で回しているこのブログもそれぞれ最後の一筆を入れる順番になってきました。
紅葉を終えた幹と枝だけになった木々を見上げて、いつぞやの台風の前はもっと空を覆っていたことを思い出していました。
春に入山して新緑になり、夏に栄華を極めた木々たちも秋に葉を染め、落ちた葉は次の春を迎えるために分解されて肥料になっていく。当たり前のサイクルを延々と繰り返して現在の豊かな森や山があるのだなと、つくづく思いました。
台風で倒れた多くの木々も、ゆっくりと時間を掛けて分解され、苔が生え、時にキノコも生えれば鳥や獣が巣を作ったりするんだろうと思うと、倒れた木々にも意味を感じたりします。
四方を山に囲まれたここ有明荘の環境が本当に何も無く、実はとてつもなく豊かな所なのだと、敷き詰められた落ち葉に、丸裸になった落葉樹の樹影に想うのです。
「よい場所で働くことができた。」そう心から想います。
今シーズンの有明荘の営業は11月23日(水)のお泊りまでとなります。
残り数日となりましたが、元気にお勤めさせていただきたいと思います。
(高橋)