強風と雨。
昨日見えていた巻雲は、やはり天気の崩れの前兆だったようで雲の多い朝を迎え、西に見える裏銀座には早くも雨雲がかかり始めていました。せっかくの週末なのに少し残念でした。
朝のうちはなんとか燕岳も見えていましたが、西からの風が強く、日帰りで登って来られ、ご休憩される方も皆さん比較的風のあたらない東側のベンチを利用されていました。
黒い雲が西の空からどんどん流れてきましたが、ちょうどその雲の切れ間には池田町だけ見ることが出来、そこの水田に光が当たり、暗い景色ばかりの中、そこだけ輝いて見えました。
強い風は終日吹き抜け、午後になってくると雨も強くなってきました。そして気温もどんどん下がってきて、1℃台にまでなってきました。ご到着される皆様はとても寒そうでした。こんな天気の日は防水性の高い手袋などもあるといいかと思います。手がかじかんで靴ひもをほどくのも大変そうな方もいらっしゃいました。それにしても6月の日中の気温が1℃とは山の季節の進みがずいぶんとゆっくりなものですね。
日が沈んでしばらくすると雨も上がり、燕岳も再び姿を現してきました。星や街の灯りも見えだしてきました。ただ風も強く、気温も氷点下とあって、外へ出られたお客様もすぐに中へと戻ってこられました。明日は好天が期待できそうです。雨の中、がんばって登ってきて来られたいいご褒美となりそうです。
河地