2017年、大天荘始動。
約半年ぶり、この大天井岳の地に戻ってまいりました、大天荘 榊(さかき)です。
我々小屋開けスタッフは、去る6月20日に入山し、7月1日(土)からの営業開始に向け、日々準備に勤しむ毎日を送っています。ようやくインターネット環境が整い、本日よりのブログ再開となりました。
2017年シーズン、改めましてよろしくお願い致します。
▲大天井岳(6/20表銀座縦走路より)
▲大天荘と大天井岳(6/22)
▲大天荘と常念岳(6/20)
ご覧のとおり、今年は小屋周り含め、所々の登山道にはしっかり残雪があります。従いまして、今しばらく燕山荘から縦走される際、最後の大天井岳への登りは、冬ルートとなります。切通分岐からの夏ルート(トラバース)は、営業開始までには開通させる予定です。
なお、燕山荘~切通分岐も所々夏道と冬道の混合になりますこと、予めご承知おき願います。
特に、大下りの頭を下った後の数百メートルは、上の画像のように残雪上を歩きます。
一方、大天荘から常念岳方面は、東天井岳を回り込むところに、目立った残雪があります。
要所に赤旗等を立ててあります。通過の目安にしてください。
取り急ぎ燕山荘~大天井岳~東天井岳の登山道状況をお伝えしました。この時期の残雪状況は、日々刻々変わります。その都度このブログ上で近況アップ致します。
今日の最後は、この方のご登場で締めくくり。
日中、外作業をしていて、ふと視線を下に向けたら・・・わかりますか?
雷鳥です。小屋の目の前で堂々と砂浴びを数十分しておりました。
今年も、一羽でも多くの雷鳥達に出会えるといいですね。