夏は目の前
7月12日(水)午後12時半の気温23℃ 曇り
今日はどんよりとした曇り空となっています。
梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、有明荘周辺では、すでに色々な夏の花が咲き始めています。
その中でも有明荘の庭先で咲いている花を3種類、名前の由来とともにご紹介します。
▼ウツボグサ(シソ科)
ウツボグサの名前は、円筒形の花穂の形が、武士が弓矢を入れて背中に背負った道具である靫(うつぼ)に似ていることに由来するようです。
▼ホタルブクロ(キキョウ科)
学名はCampanula punctate。Campanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」の意味だそうです。英語では 「bellflower(鐘の花)」。 名前の由来は、「花の中に蛍を閉じ込めると、 その明かりが外へ 透けて見える」ところからきているとか。
▼オオバギボウシ(ユリ科)
ギボウシの名前の由来は、蕾が橋の欄干の擬宝珠(ぎぼうしゅ)に似ているからだそうです。擬宝珠とは、橋の欄干にある「ネギ坊主」の形の飾りものです。(※今現在は少し花開いてしまって擬宝珠には見えませんが…)
毎年、この花たちが咲き始めると賑やかで活気ある夏山シーズンが始まるのだなぁ…と思います。毎日見ている風景や咲き始める花で季節を感じられるなんて幸せな事ですね。
梅雨明けはいつかな。
(猪股ひ)