晴れた。
待望の晴れがやってきました。前回、日の出を見たのは一体いつだったのか思い出せないほどです。朝のうちは雲やガスに包まれていたのですが、日の出前頃よりそれらが取れ出し、幻想的でかっこいい日の出となりました。感動的な朝でした。
朝のうち、現れた雲は秋を感じさせられる美しい雲でした。この雨続きの間に季節は夏を通り越し、秋になってしまったのではと少々焦りましたが、その後、気温はぐんぐんと上がり、玄関先の温度計は20℃を超え、山としては暑い一日となりました。
そして、この好天のおかげでヘリにより物資輸送もようやくすべてを終えることが出来ました。これで連日の食材歩荷からも解放されました。改めてヘリコプターのありがたさを感じました。気温も上がり、荷物を運ぶスタッフの顔には汗がにじんでいました。この気温と今日の青い空が夏の到来を告げているようでした。
チシマギキョウ
今日の青空には誰もが心が躍り、夏山の美しさを堪能できたことでしょう。夏の中盤に咲く、チシマギキョウもあちこちに咲いていて、空の青色と花の紫色のコントラストがとてもきれいでした。
夕方になると夏らしく、東から南西方向にかけて空には発達した積乱雲がわいてきました。その下では激しい雷雨となっていたことでしょう。
日の出同様、日の入りを見るのもかなり久しぶりとなりました。気付かぬうちに日の入りも少しづつ早くなっていて、18時45分には太陽が周りを茜色に染めながら沈んでいきました。7月の最終日にしてようやく今年の夏がやってきたようです。これからが楽しみですね。
河地