夏と秋のせめぎ合い。
さかきです。
日の出る位置は、今の時期、志賀高原の四阿山と浅間山の間からとなります。夏至の頃から比べると、だいぶ浅間山に寄ってきました。
▲剣・立山連峰
▲槍ヶ岳
▲穂高連峰
今朝の外の気温は、大天荘の温度計だと8℃台。気持ちひんやり感あり、夏と秋のせめぎ合いのような朝、こんな風にして季節の移ろいとなるわけです。
ちなみに余談ですが、日の出直後は、
割ときれいな日暈を見ることができました。
夏と秋のせめぎ合いとは言いましたが、見方を変えれば共存状態。小屋周りの植物は、夏の時期主体に咲くものあり、晩夏に見られる花ありで、いろいろ。
チングルマなどは、遅くまで残雪の残っていた小屋の裏手では未だに白い花をつけているものがあります。
ウラシマツツジ、中にはもう紅く色づいているものがあります。こう見れば、まさに夏と秋の共存ですね。
▲ミヤマホツツジ
▲コウメバチソウ
▲ミヤマキンポウゲ
▲タカネヤハズハハコ
これに雷鳥でも遭遇したら、カメラ片手に小屋周りの散策だけでも時間過ぎるのがあっという間です。
さて今日の最後は、このお二人で閉め。
十数年前の燕山荘OBで、今は麓安曇野の地で家具職人となっているお父さんとその娘さん。以前この大天荘ブログにも登場してもらったことがありますが、今大天荘の食堂で使用しているテーブルを作った人です。娘さんは小学校6年生、もうじき終わる夏休みの最後の週末。昨日の曇天ベースから一転、今朝の清々しい朝と周りの景色は、夏のよき想い出の一つとなったに違いありません。
是非またご家族で登りに来てください!