下界のヒトに。
さかきです。
昨夜からの風雨は、今日の午前中まで断続的に強弱を繰り返したのち、昼過ぎには徐々に落ちついてきました。
最もこのおかげで、人通りはパラパラ。致し方ないわけですが、ここぞとばかりに雷鳥達が小屋の目の前で植物を啄む光景、度々目撃されました。
なかでもこの3羽家族が、一番小屋に近づいてきた感がありますが・・・久しぶりにここで雷鳥クイズ!
一体どこに3羽はいるでしょうか?
正解は、
中級レベルです・・・なんてね。
数日前にも記しましたが、一体どれが雛で親か、私にはよくわからなくなってきたほど、雛も成長しました。2か月前はひよっ子だったのにね。
などと悠長なことは言ってられず、もう直したら寒い雪の世界が控えています。それまでに体をしっかり築き上げ、厳しい冬を乗り越えなくてはいけません。
そう考えると、雷鳥の生命力はすごいです。
今日は再び所用にて麓に下山することになっていたため、しょっぱい霧雨の中表銀座縦走路を燕山荘方面向けて出発したわけですが、やはりその道中にも雷鳥はあちらこちらで出現。
この光景、山の上だったら、一層美しく見えたでしょうに、羨ましい・・・おっと、下界のヒトと同じ気持ちに私なっていました。
そうか、今宵は山のヒトではなく下界のヒトですね。