名月、お茶、ススキ。
さかきです。
今日は中秋の名月(→この画像は昨日とは違います)。なんとなく気分が厳かになります。
そう、厳かになるわけが、昨日の夜からあったのです。
毎年燕山荘の年末年始お見えになられ、正月三が日に標高3,000m級の山小屋で“お茶”をたててくださるご常連のお客様が、今回大天荘まで足を伸ばされ、このような席を設けてくださいました。
本業は「庭師」。お弟子さんとご家族を連れての今回の山旅。趣味の領域を外れての山岳写真撮影も精力的にされていて、頭が下がるばかりです。
「作法云々はともかく、とにかくおいしく召し上がってもらえればいいですよ」
とは言ってくれたものの、やはり慣れない日本文化に背筋はピーン、にわかに厳かな感じに浸りました。
とはいえ、本当に「おいしい」が素直な感想。
とても素敵な時間をありがとうございました。
と、話を元に戻し、今日は中秋の名月。
今日は今日で、毎年この頃お見え頂くご常連の方が、ススキを持ってきてくださり、食堂の一角にお供え。・・・うーん、なんとも風流ですね。
ちなみに、今夜は月明かりが煌々と光っています。その分冷え込みが強く、夕方の時点で大天荘の温度計は-2℃を下回っています。
では、そんな冷え込んだ夕方、久しぶりの山頂ダッシュでなんとか撮れた一枚で今日は締めくくり。
▲夕方の槍・穂高連峰
今宵は日本酒で一杯といきましょうか・・・