雪。
天気予報より、天気の崩れは遅く、朝のうちは曇り空ながらも富士山をはじめ、遠くの山々まできれいに見えていました。気温も4℃あり、あまり寒さを感じない朝でした。
雲が多かったので、太陽の光は弱く、秋枯れ模様となった山肌の色は、より一層茶色く見えていました。西鎌尾根の奥に見える笠ヶ岳もすっかり晩秋の色へと変わっていました。
午前中は天気はもつだろうと、今年建て直したポンプ小屋の仕上げ作業へと出かけました。6月に完成して以来、なかなか来ることが出来ず、とうとう10月になってしまいました。ここ数年は10月中はなんとか水をポンプアップすることが出来ているのですが、これまででは10月の中旬には凍結により水揚げが出来なくなっていました。そろそろ水の備蓄を気にしなくてはならない時期へとなってきました。
作業がそろそろ終わるお昼前、雷鳴のような音が聞こえました。そして、その後小屋へと戻る道中で裏銀座の山から雪が降り出してきました。そして、あっという間にこの辺りも雪模様になりました。
前回、ちらっと雪がまったので今日のは初雪といっていいのかわかりませんが、今日ははっきり雪とわかるものでした。一時、風雪のようになりましたが積雪とはならず、その後は雨へと変わりました。稜線ではもう雪の降る季節へと入ってきました。これからの季節、雨予報の日は雪を想定したほうがよさそうです。明日から連休が始まります。天気予報からして、中日の8日が大変な賑わいとなりそうです。
河地