晩秋から初冬へ。
さかきです。
所用にて2日間ほど不在でしたが、本日戻ってきました。
先週の水曜日に大天荘を離れた時は、稜線上のダケカンバ、まだ多少葉がついていたと記憶していますが、今日見たらそのほとんどが落葉済。
▲ダケカンバと大天井岳
加えて今日は、その稜線上は降り始め雪模様だったようです、日中は雨に変わりましたが。
10月も半ば、すっかり大天井岳辺りは、雪こそまだないけれども、晩秋から初冬へと季節の移ろいを感じさせます。
その“季節の移ろい”を最も感じさせてくれたのが・・・
燕山荘から大天荘へ続く縦走路の途中。何かおわかりになりますか?
だいぶ冬毛に変わった雷鳥達。雪がまだ無いので、ハイマツに潜むとかえってわかりやすい状態と今はなっています。
それにしてもプクプクになってきていますね。越冬のために食べる物をしっかり食べ、極寒に備えて脂肪を蓄えているのでしょうか。
ということで悪天候時は、いつ降雪となっても不思議ではない時期になってきていますので、防寒着等の携行と併せて、稜線歩きちょっとでも不安を感じたら、無理のない行動をお願い致します。
なお、この先、降雪状況等は随時ブログで発信していきますが、詳細等は直接現地までお問い合わせ頂ければと思います。
【お知らせ】
既に下記の小屋の営業は終了しております。
大天井ヒュッテ、ヒュッテ西岳、ヒュッテ大槍、殺生ヒュッテ
大天荘を出ますと、常念小屋もしくは槍岳山荘まで営業している小屋はありませんので、十分ご注意ください。
なお、大天荘は11月4日土曜日のご宿泊まで営業致します。