雪景色。
さかきです。
今日日中にかけて降り続いた雪ですが、夕方前には止み、それと同時に急速に天気は回復。
雲が完全にとれることはなかったため、これぞ!という写真は撮れませんでしたが、拙いながらも、荘厳な雪景色を垣間見ることができました。
▲槍・穂高連峰(大天井岳直下にて)
▲大天井岳直下の登山道を見上げる
▲中天井岳上空
▲霧に咽ぶ日の入(大天井岳頂上より)
▲日没後 主峰 槍ヶ岳(大天井岳山頂にて)
▲夕刻の表銀座縦走路 燕山荘方面(テント場にて)
▲穂高上空月輝く(テント場にて)
大天荘から大天井岳山頂に行くまでに、普段我々スタッフだと5分で着くところ、今日は20分かかりました・・・比較的湿った雪のため、所々腰上までのラッセルは、なかなかのものでした。今日見ることのできた光景は、今日泊まられているお客様(昨日からのご連泊お一人様)はもちろんのこと、我々スタッフにとりましても、とても想い出深いものとなりました。
今日夕方現在、小屋周りは平均50~60㎝程、吹き溜まりでは1m程の積雪となりました。これだけの積雪となると、部分的には根雪になるものと思われます。また、テント泊でお見えのご予定の方は、少なくとも数日間は雪の上にテントを張ることになるかと思われますので、予めご承知おきください。
これから先、各方面から大天井岳まで山行計画お立ての方、結果的には使わなくて済むかもしれませんが、ピッケル・アイゼンの携行をお薦め致します。
また、靴に関しましても、積雪期に耐えうるものが安全かと思われます。
くれぐれも経験・装備さえ十分であれば、今日のような光景を目の当たりにすることができます。
無理のない、安全な登山をお願い致します。