晩秋 大天井岳。
さかきです。
ここ数日で一番暖かい一日だった今日は、ここぞとばかりに外回り中心の小屋閉め作業に勤しみ、気付けばあっという間に夕方。
▲大天井岳山頂から東の空
11月のこの時期に、ここ大天荘・大天井岳から望む景色は全てが初めて。日の入の位置は夏場に比べ南寄りに移動しているため、夕方差し込む陽ざしもそれとは何となく違う感じです。
▲遠望 鹿島槍ヶ岳・白馬岳方面
夕陽に照らし出される、手前の赤茶けた山肌と、それ越しに雪を纏う鹿島槍ヶ岳や白馬岳との対照的な感じ、いいですね。
▲北鎌尾根に沈む
▲日の入16:55頃
日の入の位置が北鎌尾根、これもまた新鮮な光景です。
今日は初冬というより“晩秋 大天井岳”を感じた夕方でした。
<参考までに>
小屋周りや周辺登山道の雪は、さらに融けました。
この先、極端な降雪が無い限りにおいては、個人の技量により携行するアイゼンは6本歯以上のものでもよいかもしれません。なお、ピッケルの携行は依然としてお薦め致します。