穏やかな初冬の一日。
10月は天気が悪い日が多かったのですが、11月になって天気のいい日が続いています。今朝は最低気温も0℃前後と寒さが緩みました。そして、きれいな朝焼けを見ることが出来ました。ちょうどその頃、僕は安曇野市内を車で走っていたのですが、こちらは霧で真っ白でした。冬になると安曇野や松本辺りではよくこういった霧が発生します。ただ、こんな時は晴れになることが多いので、燕岳に登るチャンスですね。
安曇野市内から見上げるこの辺りの山々はあまり白くはありませんが、こうしてここから眺める槍、穂高、大天井岳は初冬の山らしくだいぶ白くなっています。
今日は終日、富士山もきれいに見えていました。富士山も冠雪したようですが、ここからは確認できません。まだ雪が少ないのでしょうか。
日中も風も弱く、気温もプラスになったこともあり、外のベンチでのんびりされている方もいらっしゃいました。本当に穏やかな一日となりました。
今日は夕方になっても氷点下にならず、夕焼けを見るにはちょうど良かったです。交差する飛行機雲が紅く染まりなかなかいいものでした。、東の空を見ると明後日満月を迎える月が美しく輝き始めてきました。
登山道の様子
登山口辺りの紅葉も終盤となってきたようです。第一ベンチ下のカラマツの葉もだいぶ少なくなってきました。
先日降った雪は合戦小屋の下辺りから出てきます。量は多くはないのですが、踏み固められてツルツルとなっていて、下山の際は苦労しそうです。不安な方は軽アイゼンがあるといいかと思います。ピッケルまではまだ必要ありません。また、こんな状況なので下りは夏よりも時間がかかることでしょう。
三角点より少し進んだところ
燕山荘直下
合戦小屋を過ぎれば、ずっと雪の上を歩くことになります。
明日から連休が始まります。初日は天気は良さそうですが、4日は降雪の予報も出ています。お泊りのご予定の方は念のため、降雪になっても行動できる装備でお越しになられるといいかと思います。前にも書きましたが、この時期は一日で登山道の状況がガラリと変わることもありますので、上山日だけではなく下山日の天気にも対応できる装備が必要となってきます。
河地