とはいえ、有明山の登山口の一つにもなっている、第2駐車場の突き当りに立つ、登山者に向けた諸注意の看板も、いつの間にか冬支度のシートに包まれ、すっかり葉の落ちた木々も、秋を遥か過去に感じさせる寒々しさです。
陽当たりの悪い道路には、昨日のサラサラ雪が残り、そこに印された轍も、通行する車のめっきりと少なくなった事を表しています。
その登山口から、わずか1分程のところにある小さな滝の脇を見上げていると、昨年の台風でなぎ倒された木の枝に、滝の飛沫が作った氷のオブジェを発見。どうしても、間近で写真を撮りたくて、(心の中で「よい子は真似をしないでねー」などと呟きつつ)岩や笹を掴みながら、急な滝の横をよじ登り、件のオブジェとご対面。