なかなか厳しい天気が続きます。
今日も横殴りの雪が降り続く厳しい冬の天気となりました。連日、雪が降り続き、まるで冬期営業中かの気分になってきます。
このような天気に冬山の感動を求めて登って来られる方はいらっしゃいます。皆さん、かなり大変そうですが小屋に着いて、荷物を下ろされた時の顔がとても素敵です。厳しさの中にも山を登って来た充実感があるのでしょう。
ここ連日トレース付に出た甲斐もあって、だいぶ歩きやすくなってきました。降雪があっても赤旗の脇を通れば、古いトレースがあるのでだいぶ違うことでしょう。風雪の中を歩くのはなかなかつらいこともありますが、きれいな霧氷や風が創り出すシュカブラを見ることが出来、うれしいこともたくさんあります。
気が付けば早いもので明日のお泊りで今シーズンの営業は終了となります。11月の後半に入り、降雪が続き、一気に本格的な冬山へと燕岳は姿を変えました。どうやら明日明後日は晴れる時間もありそうなので、雪化粧した燕岳に会うことが出来るかと思います。ただ、しっかりとした装備、ゆとりのある計画、引き返すタイミングの判断力をもってお越しください。楽しく今シーズンを終えることが出来るといいものです。
河地