山は静かに。
今年のゴールデンウィークは分散化して一日にお客様が集中するという事がなく、ゆったりと過ごして頂くことが出来て良かったです。また、おおきな事故もなく今はほっとしています。最終日の今日は春らしいぼんやりとした日の出で始まりました。
下山されて行かれるお客様は何度も振り返りながら、ここからの大展望を眺めていらっしゃる姿が印象的でした。この景色をいつも見ている僕でさえ何度見ても素晴らしいと感じます。たまにしか登ってこれない方々や初めての方のの感動はきっとさらに大きいことでしょう。そんな方々のためにも、連休が終わってほっとしてはいますが、さらに頑張らなくてはと感じました。
今日は日帰りの方がちらほらで急に静かになり、時間のながれもゆったりとなったような気がしました。そして除雪作業の再開です。これからしばらくは除雪作業の日々となりそうです。
また新人スタッフの雪上歩行と滑落停止の訓練を行いました。雪山において、一番大切なことは転ばないことです。また、靴底が柔らかい靴を履いていたスタッフは、うまく歩けなく、雪の上では底の堅い靴の重要性を知ったようです。しっかりとした装備も大切ですね。
夕方になって灰色の怪しい雲が現れてきました。上空の風が強い時に現れるレンズ雲のような雲があちこちに見えていました。刻々と姿を変え美しさも感じましたが、やはり不気味にも感じました。その後雨が降りだしました。
河地。
このところ電波状態が良くなく更新がうまく出来ない日があります。