見張りの季節。
日の出前東の空が赤く染まりましたが、雲がどんどんと厚くなってきました。そんな時雲の切れ間から差し込む光がなかなか良かったです。
その後、松本平の上にちょっと面白い低い雲が出来てきました。そして立山辺りで雨が降り出しやがてここでも雨となりました。この雨が降り出すまでの短い時間の雲の変化はちょっと面白いものでした。
雨の一日となり、登ってこられる方も少なく静かな一日となりました。
気温は最高でも4℃と低く、この雨で濡れたらさらに寒く感じることでしょう。しっかりとしたレインウェアーが必要です。雪の季節から雨の季節へと変わる今の時期、雨対策も必要となります。雪より雨の方が厄介なこともあります。気温が低い時は特にです。
こんな雨の日は小屋の中の作業を進めます。売品のディスプレイを夏用に変えたり、はげてきた床のニスをサンドペーパーで削り新たにニッスを塗る作業など行いました。夏に向けた準備を少しずつ丁寧に進めています。
雨で展望もない一日でしたが、山荘のすぐ近くにいるオスの雷鳥が岩の上にたって見張りをしている姿を見つけました。これからしばらくはオスのこういった姿を見かける機会が多くなってきます。ライチョウを見つけるチャンスが多くなります。ただ、あまり近づきすぎると嫌がるので望遠レンズなどがあるといいですね。
河地