3つの太陽が育む「シャスラ」
6月18日(月)午後2時の気温17℃ 曇り
この週末は晴天に恵まれましたが、今日は曇りがちで生憎のお天気となっています。昨日は日中の気温が上がり、有明荘の窓辺を飾るゼラニウムの花も「暑い 」と言っているようでしたが、今日はちょっとホッとした表情を見せています。
このゼラニウムの花、初めてお越しいただいたお客様からは「ヨーロッパの山小屋みたいで素敵ね」とよく言われます。
今日はそのゼラニウムの花に似合うドリンクを紹介したいと思います。
ヨーロッパといえば…ワイン。
有明荘のホール(食堂)では3種類のワインをご用意しております。
1つ目は長野県塩尻市・林農園の「五一ワイン」、2つ目は気軽に飲めるカリフォルニアワインの「カルロロッシ」、そして3つ目はドメーヌ・デュ・ダレーのスイスワイン。
▼ドメーヌ・デュ・ダレーのスイスワイン
今回ご紹介するのはそのスイスワインの白「ラヴォーヴィレット グラン・クリュ ル・シャスラ グラン・レゼルヴ」です。(舌を噛みそうですが…)
スイスワインと聞いても馴染みのある方は少ないかと思います。なぜならスイスワインの98%はスイス国内で消費されているからです。
スイスワインの一大産地は約800年の歴史を持ち2007年に世界遺産に登録されたブドウ畑のラヴォ―地区。ここで主に生産されているのはこの土地最古の「シャスラ」という品種です。太陽、湖の反射光、石垣に蓄えられる熱という3つの太陽で育つと考えられています。
有明荘(※燕山荘でも置いています)に置いている白ワインは樹齢30年以上の古木シャスラから採れるブドウで造り、味を凝縮させるために木樽で約1年熟成させてからボトルに入れるという独自のスタイルで造り上げられた本格派のスイスワインです。(※赤はピノ・ノワール)
▼スイスを紹介した雑誌にも載っていました。
ミネラルが豊かで清冽な風味、湖に吹く風のような爽やかさが心地よいワイン。
なかなか巡り合えないスイスワインを是非一度味わってみて下さい。
この時期は日も長く、ご夕食時間の6時でもまだ外は明るく、外の景色を楽しみながらご夕食をお召し上がりいただけます。
ゼラニウムの花を内側から眺めながら、ワイングラスを傾けるのもなかなか良いものかと思います。
(猪股ひ)