表銀座縦走路 燕山荘~切通分岐の様子
さかきです。
今日は朝から雨降り。梅雨空の一日でした。
天気のいい日は思いっきり花びら全開にして太陽の日差しを目一杯浴びるミヤマキンバイも、肩をすぼめたように小さくなっています。
営業を23日土曜日に控え、外作業はダメでも、館内の細々とした作業に勤しむ一日でした。
今シーズンは小屋のハード面を色々入れ替えるにあたり、その受け入れ準備を慌ただしく連日行っています。
そう、明日はお天気が良ければ、大天荘にとって今シーズン初のヘリコプターの空輸作業日。いろんな物が揚がってくる予定です。
〈表銀座縦走路 燕山荘~切通分岐の様子〉
さて昨日、大天井岳直下の切通分岐から大天荘までの夏道が開通となった旨お知らせ致しましたが、今日は燕山荘~切通の状況を。
▲蛙岩から大天井岳を見る(6/17撮影)
▲蛙岩~大下りの頭(6/17撮影)
▲大下りの頭から大天井岳を見る(6/17撮影)
▲大下りの頭~為右衛門吊岩1(6/17撮影)
▲大下りの頭~為右衛門吊岩2(6/17撮影)
為右衛門吊岩付近の通行のみ冬道(稜線西側を巻く)となりますが、それ以外は夏道となります。なお、その夏道の一部はまだ雪を踏む箇所があります。通行の際は注意が必要ですし、不安を感じられるようでしたら、6本歯のアイゼンやストックを持参することをお勧めいたします。
一方、大天荘から東天井岳方面の状況は、また明日以降確認でき次第の報告とさせて頂きます。
それにしても、燕山荘周りでは雷鳥が元気に動き回っている様子が伝えられていますが、殊、ここ大天荘周りに関してはライチョウの気配が無いのが気がかり。鳴き声すらまだ聞いていません。
どこかで元気にしているのでしょうけれど、早く一目お目にかかりたいなあ・・・
※営業準備に伴い、冬期小屋は既に使用できません。6月23日土曜日営業開始までは、テント泊のみのご利用となりますこと予めご承知おき願います。
なお、トイレは使用できます。