本当に明けたのでしょうか・・・
さかきです。
昼過ぎにご到着されたお客様から、
「今日、関東甲信梅雨明けたみたいですね」
「えっ、・・・。」
どの空模様を見て発表したんだろう、首をかしげてしまうほど、今日の大天井岳界隈は、昨日に続いての梅雨空でございます。
いくらか午前中は雨の降り方は弱く、昨日よりは落ち着いてきたかな、と思った矢先、昼を境に雨風が再び強く、おまけに時折雷まで鳴る始末。
天気がよければ、このベンチ越しに有明山がどーんと、その麓に広がる安曇野が一望できる絶好の展望席ではありますが・・・
ちなみにお天気がよければ、
(6月21日撮影)
一般的に、北アルプスの稜線に関しての“梅雨明け”は、概ね北陸地方と類似しているところがあるようで、過去の傾向と照らし合わせると、そんな感じです。
実際今日の天気、聞くところによると、麓の安曇野や松本辺りは蒸し暑い陽気で雨は降っていないようですが、山の上は雨模様。ちなみに北陸辺りも雨。こんなところからもその類似性がうかがえますね。
それにしても、ここ数年、梅雨が明けたと思ったら、戻り梅雨のような空模様で、むしろ梅雨時よりも「雨降ってるじゃん!」という感が否めないのは、私だけでしょうか。
本当に梅雨明けたの?と最近はついつい疑ってしまいます・・・
まあ、難しい話は抜きにして、明日は6月最後、そして週末土曜日。
ヤマテンの予報を見る限り、明日、さらには明後日と、とりあえずこの週末の天気は晴れ間が多くなるようです(あくまでそこは予報。断定はできませんのでご注意を)。
ここ数日の雨で、山肌の緑は一段と濃くなり、めでたく陽ざしが顔を出してくれれば、それをいっぱいに浴びた植物達は躍動し、登山者の目を楽しませてくれることでしょう。
ミヤマキンバイはこの通り。陽ざしを欲している感がひしひしと伝わってきますね。
本格的な夏山シーズンは、もうそこまで来ています。