修理や整備。
さかきです。
未明から梅雨空に戻りました。
この空模様になると、たいてい大天井岳周辺は雨風が強くなる傾向にあり、加えて今日は日中10℃を下回る外気温。稜線歩きは、十分な防寒対策の装備と覚悟が必要になります。
無理は禁物、夏といえども低体温症のリスクが伴うので、注意が必要です。
山は逃げません。
無理をしてカメラを出すような天候ではないけれど、念のため。
一方で、待望の水が貯水タンク一杯にあっという間に溜まり、ホッと一安心です。
ということで、お客様が少ないうちに、昨日までの外作業から今度は館内にうつり、多々ある改修箇所に着手。
・・・たまには写してもらいました。厨房内の改修作業です。
一度始めると、時間を忘れるほど没頭してしまうので、注意が必要です・・・って、自分のことなんですがね。
下界と違い、建物のメンテナンスや水回り等、設備の保守全般は小屋のスタッフが概ね担います。
その道の“プロ”ではないため、比較して時間はかかりやすく、手際も悪いこと多々ありますが、自分たちで治せるようになる嬉しさと楽しさは格別であり、やりがいでもあります。
同時に物を大切にすることも学びます。一度破損したものを修理するには、部品の調達や、場合によっては下界に下して業者さんに依頼すること、どれ一つとっても、かかる労力と時間は膨大です。
7月の海の日連休以降、本格的な夏山シーズンが到来するまでの平日、お客様が少ない日を狙って、小屋の内外の補修、登山道の整備等に勤しむ日々が続きます。
明日も梅雨空のようです・・・