夏のような日差し。
今日は気温も上がり、強い日差しで稜線にいても暑いと感じる一日でした。昨日とは明らかに違いました。なんだか夏が来たような一日でした。
合戦の頭より上でも新緑が進み、今は一番美しい時なのかもしれません。夏のような日差しを受け、すべての植物がいきいきと輝いているようでした。
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あちこちでナナカマドの白い花が咲き出しています。
登山道上の雪も雪解けが一気に進んだようです。もう軽アイゼンも必要ではありません。今日のような気温と日差しがあれば、登山道上の雪は数日でなくなってしまいそうな気がしました。また、今日のように気温が上がった日には登山をしていると非常に暑いのでこの雪を手に取って額などに当てて、体を冷やすととても気持ちのいいものでした。
今日の昼間の玄関前はまるで夏の時のようでした。生ビールをおいしそうに飲んでいる方も多くいらっしゃいました。
それにしても暑い一日でした。空の感じといい今日の気温といい一気に夏が来たと感じさせられました。花々も次から次へと咲き始めています。
今日はメガネ岩の近くで偶然にも砂浴びをする雷鳥のメスに出会いました。僕らがしゃがんでその姿をじっと見ていても気にする様子もなく、必死に体の汚れを落していました。そして、よく見てみるとお腹の毛がないように見えました。雷鳥のメスは卵を温めるためにお腹の毛を自分でむしります。砂浴びをしながら慌ててエサを食べていた様子などからもこのメスが卵を温めていることがうかがえました。順調に育ってくれるとうれしですね。
山にも夏がすぐそこまでやってきているようです。
河地