雷鳥。
さかきです。
付近を通ったお客様からは、「見た見た!」という声は聞いていたものの、我々小屋のスタッフはまだ目にできていませんでした。
しかし!
今日、ようやく小屋から常念岳方面に少し進んだ登山道の脇で、見かけることができました。
雛は5羽だと思われます。
先を急いでいたこともあり、ゆっくり撮影するわけにはいかなかったものの、間違いなくこの目で確かめることができたので、本当に安堵しました。
全てが順調に育ってくれればと思いますが、自然界の厳しさに、いったい何羽の雛が耐えてくれることでしょうか。温かく見守っていきたいと思います。
今日も空模様はまずまず。
いずれも大天荘のテント場からですが、今朝はうっすら紅色に空が染まりました。
ぽつりぽつり張られたテント。
窓のファスナーを開けば、そこには紅く染まる空とモルゲンロートの山並み、加えてご来光。
少ないテント数が幸いし、隣通し気にすることもなく、贅沢な空間が目の前に広がり、清々しい目覚めだったに違いありません。
大天荘のテント場、狭小ではありますが、お勧めです。
一方、昨日に続き水源地に赴いて2日目、ようやく今シーズン初となるポンプアップによる水揚げができるようになりました。
水源地付近の雪渓の消え方が例年よりかなり早かったことが、平年と比較して早い水揚げ成功につながったと言えましょう。
清き水、今年もありがたく飲用させて頂きます。