雲の演出。
秋の天気は周期的に変わっていきますが、今日は天気は下り坂に向かっているようで雲の多い朝を迎えました。こんな時は気温の下がりは緩くなるので寒さのあまり厳しくない朝を迎えました。そして、雲が多かったことにより、その雲が朝日に照らされとてもきれいなものでした。
晩秋の時期、朝焼けが紅いと山肌の茶色がとてもきれいな色に染まります。今日はそんな朝でした。
日中は風も弱く、穏やかな一日でした。残り2回となったヘリコプターの荷揚げも順調に進みました。今日上げたものは来年の春の燃料などがメインとなりました。燕山荘の営業もこれであとひと月となり、早くも来シーズンの準備が始まり出しています。
日中はきれいな青空が広がっていましたが、次第にレンズ状の雲が多くなり、上空の風が強いことがわかりました。ちょっと恐ろしような雲でしたが、これが美しくも感じました。
西の空はどんどんと雲がやってきていたのですが、東の空は晩秋(初冬?)の暖かな光があたり、とてもきれいでした。太陽が傾きかけてくると山の陰影がよりはっきりとして、これもまたきれいでした。紅葉も随分下まで下がったようで、大峠あたりのカラマツが黄金色に輝いていました。
夕方になりさらに雲は多くなってきました、浅間山の上あたりから明後日満月を迎える月が顔を出してきました。今日は珍しく氷点下にならない夜を迎えています。そして雪ではなく雨がパラパラと落ちてきました。
河地