今年も会えたね
5月10日(金)午前11時の気温 16℃ 晴れ
今日は気持ちの良い青空が広がっています。
今シーズンの営業が始まって3週間が経ち、たくさん雪のあった小屋開けの頃が嘘のように周りの景色も春らしくなってきました。
まだまだ緑は少ないものの、春を待ちかねた花たちも少しずつ顔を出し始めました。
いち早く咲いたのは先日ご紹介したミスミソウ(雪割草)。
色の少なかった景色の中でピンクの花が通り過ぎる人の目を惹いています。
この所多くなってきたのが「オオバキスミレ」です。
鮮やかな黄色がやはり人目を惹きます。
同じく黄色が鮮やかな「ミツバツチグリ」
そして、これから主役となってくるのが「ニリンソウ」。
何輪か開花しているものもありますが、ほとんどがまだ蕾の状態。
気温の高い日が続けばあと1週間か10日ほどで見頃となりそうです。
まだもう少し先になりそうですが「クリンソウ」も元気に顔を出し始めています。
色鮮やかな花を横目で見ながら我が道を行くのは「ツクシ」です。
地味ながらも日本の原風景には欠かせない春を感じさせてくれる身近な植物です。
厳しい冬をじっと耐え、春を忘れることなく枯草の中から新しい芽を出す小さな生命たちには毎年ながら感服します。
(猪股ひ)