夏の色へと。
日の出時刻は夏至の頃と比べて5分位遅くなってきましたが、4時半頃とまだまだ、早いです。今朝は雲は多かったものの久しぶりに日の出を見ることが出来ました。 縦走路の緑色もここ数日で一気に濃くなりました。また、ここから大天井岳までのルートは全て夏道で通行出来るようになりました。
ここ最近は合戦尾根を歩く機会が多くなっていますが、日毎に緑が濃くなっていき、景色が夏の色へと変わって行くのを感じることが出来ます。様々な生き物も元気になって来ていて写真を撮ると虫が写っていたりします。今は梅雨真っただ中で青空が見られない日ばかりですが、この景色の色の変化から夏がすぐそこまでやってきていることを感じます。
いつも夕方にやってくるライチョウのつがいが今日は15時ころやってきました。雄も雌も砂浴びをして、雌はせわしなく歩き回り餌を食べていました。どうやら雛はまだのようですね。雄は雌がハイマツの中へと入っていた後は岩の上で見張りなのでしょうか、しばらくその場所にいました。それにしても雷鳥の雄の保護色はうまく出来ていますね。岩の色とそっくりです。今日は湿度も気温も高めで、歩くとたくさんの汗がでました。この両方が高いときはいつも以上に水分補給が大切になってきます。また、汗で塩分も出てしまうので塩分の補給もかかせません。梅干しや、しょっぱい食べ物もあるといいですね。
河地