夏を彩るもの。
さかきです。
台風6号は熱帯低気圧へと衰退し、日本の東海上へと遠ざかりましたが、北アルプス周辺は今日一日スッキリしない空模様でした。
大天井岳辺りもそれにもれず、一日霧に覆われる始末。夏空はまだかな・・・
▲テント場辺りから
「夏空の下で北アルプスを」と楽しみに来られたであろうご宿泊の皆さん。
夕食後にわかに霧がはれ、その奥に穂高連峰が見えるはずの立ち位置で期待を寄せるも、今日は叶わず・・・
この状態からもう少し何か起こりはしないかと、私もテント場辺りをウロウロしていましたが・・・お天気のこと、そう自分の思い通りにはいかないものですね。
ウロウロしつつ、徐々に辺りは薄暗くなり始める日没前後、足元をなにげなく見ていたら・・・
▲チシマギキョウ
薄暗さゆえ・・・しかしその紫色はとても鮮やかで、薄暗さの中にあってもあちこちに花をつけ始めているのが確認できました。
この辺りの夏を彩る花の一つ。
・・・と、今ブログ更新中の夜8時50分過ぎ、文面に行き詰まり外に出てみたら、夕刻の雲の多さはどこへやら。
槍穂の後ろ、岐阜県辺りにある雷雲の稲光と満点の星空が広がっていました。
雷だって夏を彩る風物詩の一つ。
あぁ、これを見て改めて思いました。もうちょっとで、北アルプスにも“夏”は来るぞと・・・