立秋。
ここへきてようやく夏らしさを感じるようになってきましたが、朝晩の気温は早くも秋を感じるものがあり、半そで一枚で外に出るには寒く感じるようになってきました。そういえば今日は立秋。暦の上ではもう秋なんですね。朝晩の風を感じると秋がそう遠くないことを感じさせられます。そんな今朝も美しい星空と街の夜景で始まりました。今朝もオリオン座がきれいに見えていました。
今朝の夜明け前もとても美しいものでした。夏には夏の積乱雲が発生しやすい時期によく見られるのですが、その積乱雲によって作られる薄明光線が今朝は見られました。
昨夜は浅間山で噴火があったようでその噴煙をここからも見ることが出来ました。浅間山は燕山荘からはとてもよく見える山で秋分の日に太陽がここから顔を出します。
今朝も素晴らしい青空が広がり、日差しも強く、気温はぐんぐんと上がりだしてきました。日中、玄関先の温度計は20度を超えました。山の上で暮らしている僕たちにとって、気温が20度を超えてくると少々つらいものがあります。
日中、出会ったライチョウ君は寒さには強くても暑さには弱いようで、この暑さに少々参っているようでした。口を大きく開け、体に熱を外へと逃がしていました。
日が昇って、しばらくすると富士山の上には日射によって起こる上昇気流で発生する雲が出来ていました。どこも気温が上がり暑くなっているようですね。ちなみのこの写真にほこりのように映っているのはとんぼです。今の時期、たくさんのトンボが空を舞っているので写真を撮るとこのように映ってしまいます。
昨日と違い、今日は雷雨とはなりませんでしたが、9時を過ぎると安曇野側にはガスが沸き立ち、東側は何にも見えなくなりました。夏らしい光景です。
そして、気温の上がった今日もまた発達した積乱雲が午後になって現れてきました。きっとこの下では激しい雨となっていることでしょう。
夕方になってもこの雲は消えず、これが夕日を浴びてとてもきれいでした。雷はとても恐ろしいものですが、その源となる雲は美しさを感じます。今日は夜になってもこの積乱雲の勢いは衰えず、真っ暗な空の中、稲光が不気味に光っていました。
いよいよお盆休みが近づいてきて、明日あたりから山はまた賑わいだしてきます。
河地