夏の締めくくりのクラシックコンサート。
今朝は一時４度台まで気温が下がり、食堂のストーブに火を入れました。山の上では８月の後半となれば、このくらい冷え込むようになってきます。３０００ｍ級の山では８月に初氷の便りがある小屋も出てきます。
このくらい寒くなってくると太陽の光のありがたみを感じます。朝のうちはまだ風が強く、山頂に向かわれた方々はカッパやダウンのフードをかぶっていらっしゃった方が多かったです。風の強い日はフードがとても有効です。これからの季節はフード付きの防寒着があるといいと思います。
日中はまずまずの晴天となり、週末とあって多くの方々でにぎわいました。皆さん、この山の気温の低さには少々驚かれているようでした。
小学生以下のお子様には登頂証明書をプレゼントしています。夏休みも後半になり、登ってくるお子様の数は少なくなっていて、元気に走り回るちびっ子たちの声が少なくなってくると夏の終わりが近いことを感じます。
今日は燕山荘の夏の締めくくりのクラッシックコンサートが行われました。この日は晴天率が高く、すこし雲が多かったものの登山日和の位一日となり、多くの方にこのコンサートを楽しんでいただきました。このコンサートの頃、外の気温は６度台、一方小屋の中はストーブもないのに皆様の熱気で２０度以上の気温となっていました。このコンサートの日に秋の気配が急に色濃くなってきて、今日が本当に夏の締めくくりのような気がしました。夏は夏の良さがあり、秋は秋の良さがあります。まだまだ夏の名残はありますが、これからは秋を楽しんでみたいものです。
河地
