雨、イワヒバリ、トウヤクリンドウ・・・
さかきです。
本館の屋根を叩く雨。断続的に風雨模様となった今日は、昼間通過する人はほとんどなく、お泊りの方も一桁台と、館内外共に静かな一日でした。
こんな空模様でも、イワヒバリは元気に食べ物求めてあちこち活発に動き回っています。
普段脚光あびる機会のすくないこの子ですが、殊、小屋周りで生息するものについては、比較的ヒトに対する警戒心はやや薄め。おこぼれがあると、かなり近くまで寄ってきます。
かわいい鳥です。
風雨が続く中で、定期的に小屋周りの異常等ないかチェック確認するわけですが、気付けばいたるところでトウヤクリンドウが鋭気を養っている感じ。
次回陽を浴びれば、花開くことでしょう。
感じる秋・・・
さて、秋雨前線は長野県より北上したため、今日の日中の気温は朝から10℃前後を推移していました。とは言うものの、ここ数日繰り返しになりますが、雨風吹きさらしの稜線歩きは体温を奪いやすく、低体温のリスクが高まります。
【雨風にあたる→合羽を着ていても全身濡れてくる→行動食や飲み物を摂るのが手間と感じる→栄養を摂らなくなると一層体から発熱せず、濡れからによる冷えも加わり体温が下がる】わかりやすく言えばこんな事象が低体温の始まりであり、どなたでもかかる可能性はあります。
一番厄介は“みぞれ”。さすがに時期尚早ではありますが、これからの時期の悪天候時はくれぐれもご注意ください。