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有明荘

中房第五水力発電所


8月29日(木)午後7現在 気温:18℃ 天候:雨

 

今日は、一日中雨・・・。強く弱く、断続的に降り続いていました。

今日、休暇を利用して燕岳に登りに行った有明荘スタッフ2人は、戻るなり、「稜線は、かなりの風でしたよ!」と、口々に言っていました。

 

今日は、今までずっと気になっていた、中房線の途中にある5つの発電所の内のひとつ、中房第五水力発電所について書いてみます。

なぜ、気になっていたかというと、
1、中房線のすぐ脇にあって(第四発電所もですが)上り下りで必ず目にする点。
2、さらに、発電所の上部では、発電所に流れ込む水を通す水路鉄管に架かる橋もあり、その水路を目にする事が出来る点。
3、2の水路管の辺りは、道端の草刈りや秋の落ち葉清掃などで訪れる機会も多く、ロケーション的に馴染みがある点。
上の3点から、中房線に隣接する5つの発電所の中でも、特に気になっていて、先日、ネット上のいろいろなサイトを巡りながら、「へぇーーー」や「なるほど!」な事がたくさんあり、その後は、車で脇を通る際にも、今までとは違い、感慨深く通過するようになりました。

中房第五水力発電所=おととい(8/27)

この発電所、稼働開始は昭和2年(1927年)だそうで、なんと、今年で92年目(!)という事になります。
最大出力は2,200kwで、現在、中部電力の水力発電所の中では、小規模な部類には入りますが、もっと小さな水路式発電所も数多く見受けられます。
水の取り入れ口の標高は1,331mで、そこから、約150mの落差を付けた水路鉄管を通った水でタービンを回す方式のようです。

 

個人的には、こういった比較的小規模のエネルギー施設等が、年月を経て、少しづつ景観(自然)の中に馴染んでいく様が、なんだか、結構好きだったりします。(タービンの入っている建屋は、ずいぶん、新しそうで「ゲンナリ」ですが・・・)
今日は、天気が悪く、中房線の下を横切る水路鉄管の写真を取りに行けませんでした。本当は、この水圧管路の景観が一番の「萌え~」だったんですが・・・。

(猪股け)

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