変わりゆく山肌の色。
アカミノイヌツゲ
オオカメノキ
気が付けば、花の季節が終り、登山道を歩いていると様々な実を見かけるようになってきました。第2ベンチ前後では赤い実をつけるアカミノイヌツゲ、オオカメノキ、ゴゼンタチバナ、ベニバナイチゴなどを見ることができます。ほかにもたくさん見ることが出来ます。花はなくなってしまいましたが木の実を探しながら歩くのも面白いものです。
だいぶ涼しくなってきましたが、合戦小屋ではまだすいかを販売しています。
合戦小屋より上の木々は葉っぱの色が秋の色へと変わり始めていました。ナナカマドの葉っぱの中にはすでに真っ赤になっているものも見られるようになってきました。
三角点より上にくるとダケカンバの葉っぱがほんのりと黄色に変わり始め、山肌の色もそれに合わせて緑から黄色へと変わりだしてきています。一雨ごとに季節は秋へと進んでいるようです。
縦走路の山肌の色も変わりだしてきています。このあたりの紅葉の見ごろは例年9月20日過ぎ頃です。あと2週間ほどで紅葉のピークを迎えます。まだ、その実感はないのですが季節の進むスピードは本当に早いものです。
今日はまずまずの天気でここ最近の中では気温も高い一日でした。こんな日はまだまだたくさん汗をかいてしまいます。その体で稜線に出た途端、冷たい風が吹いてきて一瞬は気持ちのいいものなのですがそのままいると体は冷えてきてしまいます。体が冷えることによって、体調を崩される方が多いので小屋についたら汗でぬれたシャツを乾いたものに着替え、もう一枚上に着るといいかと思います。
草紅葉もこのところ一気に進んできています。サンルーム下の山肌の色は黄色や赤の色が目立つようになってきました。
先日、巣立ったイワヒバリの赤ちゃんは元気に育っているようで、玄関前の水たまりで気持ちよさそうに水浴びをしていました。何気なく小屋も回りを歩くとこのヒナに出会うことがよくあります。このかわいらしいしぐさには癒されます。
河地