三連休あれこれ。
さかきです。
敬老の日の三連休は、大勢の方に山を楽しんで頂けました。これもひとえに見事な晴天のおかげのよるところが大きいでしょう。
ただ、小屋にご宿泊頂いた方々、限られた部屋の中で窮屈な思いをさせてしまいまして、ゆっくりお休み頂けなかったことと思います。申し訳ありませんでした。
【9月14日】
連休初日の朝は、素晴らしい快晴で迎えました。
▲日の出を待ちわびる人
▲5:25頃
まともに外に出られたのはこの時ぐらい。その後は、午前中から常念岳方面や槍ヶ岳方面への縦走の方々、ご宿泊テント泊の方々の到着ラッシュ。
何はともあれ晴天の下、笑顔で溢れる小屋周りの雰囲気は、小屋番をしている者としてはたまらなく嬉しいものです。
【9月15日】
連休中日は、朝と夕、なかなか印象的な雲海が広がり、晴天にプラスα、より思い出深い山行となったのではないでしょうか。
▲テント場から穂高連峰と梓川沿いを埋める雲海
▲夜明けを迎えるテント場に槍・穂高連峰
▲5:26頃
▲朝から活気づくテント場
▲テント場から剣・立山連峰、針ノ木岳、後立山連峰方面
この時期にしては冷え込み弱く、じっと日の出を待つにしても苦にならず、じっくり陽が出る瞬間をシャッターに収める人達で大天井岳山頂や小屋周りはいっぱいでした。
そして迎えた夕方。
▲日の入間際 雲海の上に浮かぶ槍ヶ岳
▲雲海の上に浮かぶ表銀座縦走路 遠望 剣・立山連峰他
▲東天井岳~横通岳~常念岳
▲夕陽と大天井岳
▲槍・穂高連峰
とりあえず今シーズンの中で一番、きれいな雲海ショーでした。
▲月夜に照らされる雲海と大天荘周辺
最終の夕食出しを終え、一息つきに外に出てみると、夕方の余韻がまだ冷めやらぬまま、これまたきれいな月夜で、一人興奮気味に高台に駆け上がり、一枚パシャリ。
【9月16日】
連休最終日は、日中霧の一日。それでも雨は降らずに済み、夜は再び月夜となったわけですが、お客様の流れが落ち着き、数日前からちょっと気にかけていた“彼ら”の様子を少しばかり観察できる時間が取れたので、テント場脇のハイマツ帯にて待機。“彼ら”とは・・・
ホシガラスです。
この時期の大天荘ブログによく登場いたしますが、ほんと、見ていると愛嬌ある鳥です。
「何じろじろ見てるんだよ!そんなに食べている所撮らないでよね!」・・・なんてね。
ハイマツの実があちこちで沢山生っているこの時期は、彼らにとって絶好の“ハイマツ狩り”シーズン。
ということで、忙しさにかまけてブログ滞っていましたが、また今日からよろしくお願い致します。
三連休の模様をダイジェストでお伝え致しました。