月と雲海。
昨夜の月と雲海が創り出す光景は本当に素晴らしいものでした。寒さもそれほど厳しくなく、消灯後も夜空を楽しまれている方が多くいらっしゃいました。
今朝もこの時期としては冷え込みは緩く、ストーブは必要ありませんでした。日の出時刻の30分くらい前でもまだ街の明かりが美しく見えていました。
日の出が見られるものと思っていたところ、東の空には黒い雲がだんだんと現れてきて、太陽は隠されてしまいました。しかし、その隙間から差し込む光が山肌の一部を赤く照らして、いつもとは違った美しさを見せてくれました。
午前中から安曇野側はガスが湧きたって何も見えなくなってしまいました。西側はきれいな青空が広がっていました。連休が終わり、少し静かになりましたが今日も比較的多くのお客様が登ってこられ、楽しそうに過ごされていらっしゃいました。
午後になってくると小屋周辺は非常に濃いガスに包まれてしまいました。ガスの水滴が大きく、目で見える程でした。こんな時にはタイミングさえ合えば、白い虹が見られることがよくあったので、外を気にしていたところ、はっきりとではありませんが白い虹を見ることが出来ました。
気温の高めの日が続ていますが明日あたりから気温が下がってきそうです。これで一気に秋も深まってきそうです。
河地