山肌の紅葉愛でながら道直し。
さかきです。
遅めである北アルプスの稜線上の紅葉ですが、ここ数日で一気に色づきがよくなりました。
▲大天荘直下より燕岳方面
山肌を見ると、ハイマツの緑と黄や赤の紅葉のコントラストが鮮やかになってきました。ここ数日がいい具合になりそう。
お天気上々にも関わらず、人通りは少なく、「こんなにいい陽気なのにもったいないなぁ・・・」。
しかし考えてみれば、北アルプス南部の紅葉のメッカと言えば、それはやはり涸沢や槍沢。そちらにごそっと人波が押し寄せていることでしょうから、この辺りが閑散とするのも納得。
ということで、山肌の紅葉を愛でながら、ずーっと気になっていた道直しの作業にようやく時間を割くことができる時期になってきました。
今日は取り急ぎ大天荘直下の補修。
この辺り、大天井岳頂上からの落石が道を覆うことが間々あり、要所土留めを施していますが、7月頃に大きな衝撃で杭や板が破損。
これがなかなか手付けられずにいたのですが・・・
こんな程度でも、一度岩を全てどけて・・・もちろん上部からの落石にも注意を払いながらの作業なので、まるまる半日かかります。
傷んだステップも含め、夕方前に終了。
10月半ば辺りまで、お天気次第ですが所々でこういった作業を進める予定です。
通行の際、多少通りづらい事もあろうかと思いますが、登山道維持のため、ご協力よろしくお願い致します。